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Renewable Energy Island |
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持続可能な島に生きる デンマーク・サムソー島 「100%再生可能エネルギーの供給を目指す」島から |
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ソーレン・ハーマンセン (サムソー島洋上発電事務局 エネルギーアドバイザー、環境エネルギー組合) 「1997年、他の四島の島々との競合の中、いかに島全体でエネルギーの再生可能化を高めるかという計画を競う「再生可能エネルギー島」コンペの結果、サムソー島は最優秀作として受賞し、1997年11月、国に「再生可能エネルギー島」として認定された。」 そして……、 5年間の開発の後、ここ再生可能なエネルギーの島は、いまや他の先進的ないかなるコミュニティよりも多くのクリーンエネルギーを供給することができる。 ◆◆◆ Air空気 そう! 空気を胸いっぱい吸い込んでも危険なことはなにひとつない。 大気中のCO2の量は、我々が実際につくり出す量よりも少なくなっている。 日々の暮らしの中ではその違いを感じることもないのだが、私たちは汚染をポジティブなものに変えたという気持ちを実感している。 Water 水 水に囲まれた島、それがサムソーのイメージである。 そして、水は、現在この20年のうちでもっともきれいだ! なぜ? 海に、私たちの生活排水はきれいに浄化してから流しているから……。有機物質を排水から取り去って、海水汚染を妨げているのは、植物の根による浄化作用である。 サムソー島の海水は非常にきれいで、私たちは夏、なんの心配なく海水浴を楽しめる。 農業はこの10年ですっかり様子がかわった。 肥料はほんの少しの量の使用が許されているだけで、そしていくつかの農地ではすでにまったく化学肥料を使用しなくなっている。これは、飲料水がきれいであることに他ならない。サムソー島の井戸水はなんの清掃も消毒もなしにその水を飲むことができる。 Environment 環境 風車を見れば、われわれの島がどれほど健康的なエネルギー設備を備えているかわかるだろう。 島の住民たちは、この新しいエネルギープロジェクトを見つめる目はどちらかというと誇りに思っているように私には思える。それもそのはず、彼らのひとり一人は、この風車の株主なのである。 風車のタービンを見ることによって、季節を追いかけることができる。 夏には、ゆっくりとやさしい風の中で穏やかに回転している。冬はというと、私たちが、学校や仕事場へと自転車を走らすときと同じように、一生懸命と、強い西風で走らす。 回転する翼は我々の後を追ってくるようだ。そして、我々は彼らの後を追って走る。 風車を見ることによって、人々は風の向きと、同時に 風速も見当がつく。今日は少し早めに家を出なければならないか、あるいは追い風に乗って楽に早く走っていけるかどうかがわかる。 電気を消費するということ、それも以前とは少しちがった感覚になった。 その力が風からきていることを知ること、それはTV、あるいは洗濯機のスイッチを入れるとき、いっそう気分良く感じさせてくれる。電気を使う恩恵を必要としないとき、また節電するときは、体を使って、それはスポーツとなる。 Solar ソーラー 日向ぼっこ暖房とバイオマスストーブで家に住むことは 時代錯誤と思われるかもしれない。しかし、それは非常に現代的なことである。 コンピュータがバイオマスヒーターをいつスタートさせなくてはならないかコントロールしている。たとえば太陽が沈んだとき、あるいは雲が通過して太陽の輻射熱を隠したときなどである。私の家にもこのシステムがあるが、私は、バイオマスヒーターを使いはじめる9月中旬までそのスイッチをオンにはしていない。夏の間は、私の消費はすべてソーラーパネルがカバーしてくれ、バイオマスあるいは電気も使わない。 Organic houses 有機的な家 島の一部の人々は、セルフビルドで家を建てる。 ストローベイル(わら壁)の家はそんなひとつの例である。木とわら壁でつくられた150m2の完全な家。暖房はソーラーから、そして、大きなバイオマス材からつくり出される。石による熱保存の技術は、地域に残る古来からの伝統だ。ただ有機材料だけが、使われている。 100%健康的な生活、その日は少しの汚染も出さない家が再生されたときである。 持続可能な島の開発によって、クリーンな未来を信じることができる。私の子供たちが大きくなったとき、彼らにとってクリーンなエネルギーと持続可能な生活はごく普通のことである。そして彼らは、さらに良くないものを良いことに変えることが可能であると知っている。 私は、サムソー島が、多くの類似プロジェクトのためのモデルになることを望む。ただエネルギーだけではなく、自然とともに暮らす生活に関してすべて持続可能性という意味を持っている島であると理解されたい。 デンマークの電気の20%がいま、風力からのものだ。目標は、2030年までに国全体の50%にすることである。サムソー島は、きっとそんなにもかからないことを証明するだろう。 (以下本文、写真参照) |